野人の食卓 自然界はかくも賢く、おもしろく、美味しい。
¥1,320
幼い頃から野山を駆け回り、海に素潜りし、野生動物や鳥、植物、魚と戯れて育った「野人」大塚隆。
長じてからはダイバー、釣りガイド、船長など、海の仕事を歴任するかたわら、野草の味も舌で研究。
三重の季刊誌「NAGI」に、伊勢志摩の海山をフィールドにしたエッセイを連載し「食(生命)の本質」を解いてきた。
本書は、NAGI12年のエッセイに、ブログからの玉原稿を加えた面白くタメになる87編。
■一章 海の食卓
シイラ、タコ、トビウオ、サメ、アンコウ、マナジ、カメノテ、アオリイカ、カツオ、トド、イラブー、サワラ、ホウボウ、ネズミゴチ、ブリ三兄弟、アカニシ、タチウオ、オコゼ、ウナギ、サバ、ホシガレイ、アワビ、コウイカ、ハモ、ノコギリガザミ、アイナメ…
■二章 野の食卓
クズ、ギンナン、ヨモギ、クチナシ、マムシ、シバグリ、グミ、ハマカンゾウ、キクラゲ、イノシシ、ニッキ、オケラ、ヒラタケ、リョウブ、シイ、イタドリ、フユイチゴ…
■三章 畑の食卓
カラスノエンドウ、生命力トマト、ムベ、ウグイスカグラ、パセリ、オランダキジカクシ、フェイジョア、レタス、白アケビ、ナンテンハギ、茶、生命のバランス糖…
大塚隆
1952年大分県津久見市生まれ。
東海大学海洋学部卒業後、ヤマハ株式会社勤務3年の後、ヤマハリゾート(株)へ。
トカラ列島、八重山諸島、屋久島などで調査ダイバー、フィッシングガイド、不定期航路船長などを務め、合歓の郷マリーナ支配人を最後に退社。
1999年に桜自然塾を立ち上げ、2000年にゴーリキ・マリンビレッジを開業。
海山の収穫体験ランチや循環農園を通して、食の本質、自然との共生を発信している。
著者/大塚 隆
編集/月兎舎
四六判 200P