NAGI-58 <2014秋号> 特集:つながるレストラン Linked Restaurant
特集
「つながるレストラン」
今日一日、なにを食べましたか。
朝、昼、晩の食事のなかに産地や生産者の顔が浮かぶものが、いくつありますか。
海・山・川の自然に彩られる三重は食材の宝庫です。
でも、私たちは日頃その恩恵を忘れがち。
価格や便利さから、誰がいつどこで生産したか分からない危険な食を選択していることが少なくありません。
おいしさを追求して、安心安全を心掛けて、三重県の生産者を大事にしたい…
さまざまな想いから地場食材を選ぶシェフが増えています。
彼らがつくる料理には、美しさやおいしさだけに留まらない食材に関わる人々の情熱や物語が秘められています。
私たちのいのちを支える「食」の本質に気付かせてくれるレストラン、カフェを紹介します。
【主な内容】
第一部
生産者とつながる
●イルフェボウ(桑名市・フレンチレストラン)×近藤ファーム(鈴鹿市)ゆっくり畑(いなべ市)
●ターヴォラカルダ オオノ(四日市市・イタリアンレストラン)×みちる畑(四日市市)
●ヴェロ(四日市市・ビストロ)×てんてん農えん(鈴鹿市)
●レストラン・カルティベイト(松阪市・創作中華)×一志ピッグファーム(津市)
●カフェサンチェ(津市)の「つながる」メニュー
第二部
産地とつながる
●古田洋隆(津市・罠師)×ミュゼ ボンヴィヴァン(津市・フレンチレストラン)
●岩崎魚店(尾鷲市)×カンパーニュ(伊勢市・フレンチレストラン)
第三部
食材自給型
●ビストロ サンク(伊賀市・カジュアルフレンチ)
●tecci ant co.(津市・イタリアン食堂)
●お肉料理カフェまつもと(多気町・松阪牛農家のビーフレストラン)
第四部
発信する農園
●ふぁんきー農園(津市)の大豆から味噌作り
●四日市ふるさとファームの野菜プロジェクト
第五部
対談
未来の自分と次世代に本物を見分ける「ものさし」を
吉澤俊昭(マーケティング総合サポート代表)×本誌編集長